沢村胡夷(読み)サワムラ コイ

20世紀日本人名事典 「沢村胡夷」の解説

沢村 胡夷
サワムラ コイ

明治〜昭和期の詩人,美術史家



生年
明治17(1884)年1月1日

没年
昭和5(1930)年5月23日

出生地
滋賀県彦根

本名
沢村 専太郎(サワムラ センタロウ)

学歴〔年〕
京都帝大文科大学哲学科美学美術史専攻〔明治42年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
早くから「小天地」などに詩を投稿し、明治36年詩「小猿」を発表。旧三高の代表歌「逍遙之歌」や「水上部歌」を作った。40年「湖畔悲歌」を刊行。大学では美術史を専攻し、卒業後「国華」の編集に従事。大正8年京大助教授となる。遺著に「日本絵画史の研究」「東洋美術史の研究」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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