精選版 日本国語大辞典 「沢瀉糸威」の意味・読み・例文・類語 おもだか‐いとおどし‥いとをどし【沢瀉糸威】 〘 名詞 〙 鎧の威の名。色違いの威毛で上を狭く、下を広く、三角形にオモダカの葉に似せて威したもの。大山祇(おおやまつみ)神社や法隆寺伝来御物の沢瀉威鎧(おもだかおどしよろい)は有名である。おもだかおどし。沢瀉糸威[初出の実例]「黒糸黒革紫革萌木糸付子(ふし)縄目紫下(スソ)濃面高(オモタカ)糸威也」(出典:異制庭訓往来(14C中)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例