沢田新田村(読み)さわだしんでんむら

日本歴史地名大系 「沢田新田村」の解説

沢田新田村
さわだしんでんむら

[現在地名]沼津市沢田町・沼北町ぬまきたちよう二丁目・江原町えばらちよう

愛鷹あしたか山の南麓、新中しんなか川の中流左岸に位置し、周囲を中沢田村西沢田村に囲まれた小規模の新田村である。開発の時期・経緯は明らかではないが、元禄郷帳にはすでに村名がみえ、高一二七石余。元禄年間(一六八八―一七〇四)頃から旗本秋山領であったが(駿河国明細高付・「寛政重修諸家譜」など)、安永六年(一七七七)沼津藩領となり(日記要録)、のち相模国小田原藩領に転じ、同藩領で幕末に至った。助郷は東海道はら宿に出役し、享保一〇年(一七二五)同宿の助郷が再編成されて以後は東組に属し隔年に勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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