沢田遺跡（読み）さわだいせき

日本歴史地名大系 「沢田遺跡」の解説

沢田遺跡
さわだいせき

[現在地名]南陽市島貫 沢田・六角

JR奥羽本線赤湯（あかゆ）駅の西三〇〇メートル、吉野（よしの）川扇状地の扇央で、右岸の旧河道である丸（まる）堤の南東、中（なか）ノ目（め）堤の西にあたる自然堤防上の微高地に位置する。標高二二一メートル。東西三〇〇メートル、南北五〇〇メートルの範囲にわたる。昭和五九年（一九八四）に調査された。弥生―古墳―奈良―平安時代にわたる集落遺跡。古墳時代中期南小泉II式並行期の竪穴住居跡二棟および奈良時代国分寺下層式並行期の掘立柱建物跡四棟と竪穴住居跡四棟などが検出されている。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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