沢 宏靱(読み)サワ コウジン

20世紀日本人名事典 「沢 宏靱」の解説

沢 宏靱
サワ コウジン

昭和期の日本画家



生年
明治38(1905)年3月18日

没年
昭和57(1982)年9月24日

出生地
滋賀県長浜市

本名
沢 日露支(サワ ヒロシ)

学歴〔年〕
京都市立絵画専〔昭和9年〕卒

経歴
15歳で京都に出て西山翠嶂内弟子となり、昭和6年「機」で帝展初入選。9年「牟始風呂」が帝展に入選して注目され、18年最後の文展で「夕映」が特選となったが、23年既成画壇に反発して山本丘人、上村松篁画伯らと創造美術会(のち創画会)を結成した。代表作に「寂寥の海」「海の対話」「響む」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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