河北保(読み)かわぎたほ

日本歴史地名大系 「河北保」の解説

河北保
かわぎたほ

篠山盆地西部の篠山川宮田みやだ川合流点東部、篠山川の北岸に比定される中世の保。成立の過程や中世前期における状況は明らかでなく、近世以降は川北村として名が継承される。応永一九年(一四一二)八月四日の足利義持御判御教書案(東寺文書)によれば、「河北之保」が備後国奴可東条ぬかとうじよう内鉄山村(現広島県東城町)・阿波国河輪田かわた(現徳島県山川町)教令院田畠などとともに、光明照院に安堵されており、同年九月六日にはそれを受けた管領細川満元の施行状案(同文書)が出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む