篠山川(読み)ささやまがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「篠山川」の意味・わかりやすい解説

篠山川
ささやまがわ

兵庫県東部,篠山盆地を流れる川。加古川支流。京都府境の三国岳 (508m) 付近に発し,篠山盆地西流丹波篠山市大山付近から峡谷をつくり,丹波市山南町谷川で加古川の本流佐治川に合流する。全長約 32km。盆地では河岸段丘が発達しているが,比高が小さく,蛇行が激しいため,河川改修以前は水害が多発した。

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世界大百科事典(旧版)内の篠山川の言及

【加古川】より

…幹川流路延長96km,全流域面積1730km2。京都府との境の遠阪峠付近から発する佐治川と,篠山(ささやま)盆地の水を集めて西流する篠山川が山南町で合流して加古川となり,以後杉原川,東条川,美囊(みのう)川などの支流を合わせて播磨灘に注ぐ。中流の西脇市付近までは小盆地群を貫いて流れ,丘陵や段丘の発達した播磨平野に入ると川幅も広がり,下流では広大な三角州を形成する。…

※「篠山川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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