河原田塔田遺跡(読み)かわらだとうだいせき

日本歴史地名大系 「河原田塔田遺跡」の解説

河原田塔田遺跡
かわらだとうだいせき

[現在地名]豊前市河原田

佐井さい川中流域左岸の沖積平野にある弥生時代中期初頭から中期末の墓地群。平成八年(一九九六)の調査で五五基の墓が発見された。これらには土壙墓・石蓋土壙墓・箱式石棺墓があり、土壙墓は素掘りのもの、小口に偏平石を立てるもの、墓の周縁を円礫で囲むものに分けられる。素掘りのものは木棺墓の可能性もあるが、砂質土壌のため確認できなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む