河村幹雄(読み)カワムラ ミキオ

20世紀日本人名事典 「河村幹雄」の解説

河村 幹雄
カワムラ ミキオ

明治〜昭和期の地質学者 九州帝国大学工学部長。



生年
明治19(1886)年6月29日

没年
昭和6(1931)年12月29日

出生地
北海道石狩国札幌区北5条(現・札幌市)

学歴〔年〕
東京帝大理科大学地質学科〔明治44年〕卒

学位〔年〕
理学博士

経歴
明治44年九州帝大工科大学講師、翌年助教授となり、大正5年アメリカへ留学。7年帰国、翌8年同大工学部教授に就任、9年工学部長となる。山口高校教授も兼任した。教育に熱意を注ぎ、昭和5年自宅内に斯道塾を開設した。著書に「愛児の教育と其学校の選択」「日米不戦論」「名も無き民のこころ―河村幹雄博士遺稿」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河村幹雄」の解説

河村幹雄 かわむら-みきお

1886-1931 明治-昭和時代前期の地質学者。
明治19年6月29日生まれ。大正8年九州帝大の教授となり,翌年工学部長に就任。昭和5年自宅に私塾斯道塾をひらき,青少年の育成につとめた。昭和6年12月29日死去。46歳。北海道出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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