油川貞策(読み)アブラカワ テイサク

20世紀日本人名事典 「油川貞策」の解説

油川 貞策
アブラカワ テイサク

明治〜昭和期のスキーヤー,陸軍軍人



生年
明治18(1885)年

没年
昭和26(1951)年6月5日

出生地
青森県大鰐

学歴〔年〕
弘前中,陸士卒

経歴
弘前第52連隊、31連隊に所属。明治45年新潟県高田で開かれたスキー講習会に参加、オーストリアレルヒ少佐からスキーの指導を受ける。その後、講習会などを通じて青森県のスキー普及に努める。大正12年に大鰐で第1回全日本スキー大会東北予選会を、14年に第3回全日本スキー大会を開催、陣頭指揮をとり大会を成功させた。“青森県スキーの父”と呼ばれる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「油川貞策」の解説

油川貞策 あぶらかわ-ていさく

1885-1953 明治-昭和時代前期の軍人。
明治18年9月2日生まれ。弘前(ひろさき)の第八師団に所属。明治44年派遣されて新潟県高田でレルヒにスキーをまなぶ。帰隊して青森県にはじめてスキーを紹介し,軍隊のほか民間にもひろめた。陸軍中佐。昭和28年6月5日死去。67歳。青森県出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む