青森県南津軽郡,津軽平野南端に位置する温泉町。人口1万0978(2010)。温泉が開発された時期は不明だが,津軽歴代藩主の湯治場として利用された。温泉は平川の両岸に湧き,大鰐,蔵館の温泉街がある。泉温72~79℃のセッコウ泉で,泉源が1ヵ所に統一され,町が管理している。温泉街の背後にある阿闍羅(あじやら)山(709m)はスキー場として知られ,全国的な大会もしばしば開かれている。また,同山の平頂部にはゴルフ場があり,ラグビー場その他の運動施設が整備されている。大鰐碇ヶ関(いかりがせき)温泉郷として,県立自然公園,国民休養地に指定されていて,行楽客も多い。周囲の山麓傾斜地ではリンゴ栽培が行われている。JR奥羽本線,弘南鉄道が通じ,東北自動車道の大鰐弘前インターチェンジがある。
執筆者:横山 弘
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