油川(読み)あぶらかわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「油川」の意味・わかりやすい解説

油川
あぶらかわ

青森県中央部、青森市の一地区。旧油川町。古くは大浜とよばれ、外ヶ浜一帯の中心をなす港であったが、1624年(寛永1)青森開港によって衰退した。現在は新井田川(にいだがわ)の河口一帯に広大な岸壁貯木場をもつ木材コンビナートが建設されている。

横山 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android