油拍子(読み)あぶらびょうし

精選版 日本国語大辞典 「油拍子」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐びょうし‥ビャウシ【油拍子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 油をまいた上で足拍子をとるとすべりやすいところから ) 危なげな足どり。
    1. [初出の実例]「そちがゐねぶりするあひだ、油びゃうしを踏むとてとりはづし、ひとり落ちにき」(出典:咄本・醒睡笑(1628)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android