油紅(読み)アブラベニ

デジタル大辞泉 「油紅」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐べに【油紅】

き油に紅をまぜたもの。芝居で、血に見せかけるのに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油紅」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐べに【油紅】

  1. 〘 名詞 〙 梳油(すきあぶら)に紅を練り込んだもの。芝居で、皮膚などにつけて、血に見せかけるのに用いる。
    1. [初出の実例]「額へはすに手傷を負ひし油紅(アブラベニ)を附け、手負の拵へ」(出典:歌舞伎・狭間軍記鳴海録(桶狭間合戦)(1870)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む