手傷(読み)テキズ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「手傷」の意味・読み・例文・類語

て‐きず【手傷・手疵】

  1. 〘 名詞 〙 負傷。特に戦闘で受けたきず。手負い闘傷
    1. [初出の実例]「雅楽殿の手疵七ケ所」(出典:籾井家日記(1582頃)九)
    2. 「疵傷(テキヅ)を療(いや)すんだね」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android