油絹(読み)あぶらきぬ

精選版 日本国語大辞典 「油絹」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐きぬ【油絹】

〘名〙 (「あぶらぎぬ」とも) 油を塗った絹布
書紀(720)斉明元年五月(北野本訓)「空中(おほそら)にして龍(たつ)に乗(の)れる者有り。貌(かたち)唐人(もろこしびと)に似たり。青き油絹(アブラキヌ)の笠(かさ)を着て、葛城嶺(たけ)より馳せて胆駒(いこま)山に隠る」

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普及版 字通 「油絹」の読み・字形・画数・意味

【油絹】ゆうけん

細絹

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