油搾木(読み)あぶらしめぎ

精選版 日本国語大辞典 「油搾木」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐しめぎ【油搾木】

  1. 油搾木〈製油録〉
    油搾木〈製油録〉
  2. 〘 名詞 〙 果実種子などを圧搾して、油をしぼり取る器械。あぶらしめ。
    1. [初出の実例]「かしましき物の品々〈略〉あぶらしめぎの音」(出典:仮名草子・尤双紙(1632))
    2. 「なつかし、沁みて消え入る 油搾木(アブラシメギ)のしめり香」(出典:思ひ出(1911)〈北原白秋〉柳河風俗詩・ふるさと)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む