油障子(読み)アブラショウジ

大辞林 第三版の解説

あぶらしょうじ【油障子】

油をひいた紙を用いた障子。雨のかかる所に使う。雨障子あましようじ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の油障子の言及

【油紙】より

…これを表にして裏に薄布を合わせた防水衣を桐油合羽(とうゆがつぱ)と名づけて古くから外出着に用い,ただ厚紙のみのものは油単(ゆたん)と呼ばれて荷物の雨覆いに用い,雨傘には必ず用いられた。また雨よけの障子に張って油障子と呼び,現に歌舞伎の舞台に見る《吉例寿曾我》対面場のしとみ障子,《鬼一法眼三略巻》菊畑の花壇の覆いなどがそれである。代用としてはダイコンのしぼり汁が古くから利用され,これを霧にして吹きかけると,障子紙が強くなって,たいていの雨には破れないといわれた。…

※「油障子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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