法の灯(読み)ノリノトモシビ

デジタル大辞泉 「法の灯」の意味・読み・例文・類語

のり‐の‐ともしび【法の灯】

仏法を、やみを明るく照らす灯火にたとえていう語。法灯ほうとう
「願はくは暫し闇路にやすらひてかかげやせまし―」〈新古今・釈教〉
師から弟子へと伝えられる法脈を、灯火にたとえた語。法灯
「かかる程に―をかかげ、仏法の命を継がせ給ふになりぬれば」〈栄花・疑ひ〉

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