法脈(読み)ホウミャク

デジタル大辞泉 「法脈」の意味・読み・例文・類語

ほう‐みゃく〔ホフ‐〕【法脈】

仏法を師から弟子へと伝える系脈。

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精選版 日本国語大辞典 「法脈」の意味・読み・例文・類語

ほう‐みゃくホフ‥【法脈】

  1. 〘 名詞 〙 仏語法義が師から弟子へと順次継承されて伝わること。
    1. [初出の実例]「天台智者大師の法脈(ホウミャク)を伝へ来り」(出典日蓮上人(1894)〈幸田露伴〉八)

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世界大百科事典(旧版)内の法脈の言及

【血脈】より

…その事実を文書に図示するのが特色で,系譜は朱線で示されることが多い。宗派の教理を伝えた系譜を宗脈または法脈といい,戒を伝えた系譜を戒脈という。教法の相承を〈血脈を白骨にとどめ,口伝を耳底に納む〉などと表現する。…

※「法脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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