法体像(読み)ほったいぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法体像」の意味・わかりやすい解説

法体像
ほったいぞう

俗体像に対する語で,仏門に入った人の僧形肖像俗人が出家した場合に用い,僧籍の人の肖像は法体像と呼ばない。京都長福寺の『花園天皇像』,妙法院の『後白河上皇像』などが代表例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android