法律時報(読み)ほうりつじほう

改訂新版 世界大百科事典 「法律時報」の意味・わかりやすい解説

法律時報 (ほうりつじほう)

ドイツの《Juristen Zeitung》を範に1929年12月に創刊された日本の代表的法律雑誌月刊末弘厳太郎指導の下に日本評論社から発行。編集方針は,法律に関する時事問題の解説・評論,法律研究に必要な資料文献の収集・紹介,専門家以外の人々の法律に関する意見その他の記事の3点におかれ,今日に継承されている。なお,同種の雑誌に有斐閣刊行の《ジュリスト》がある(1952創刊)。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 清水

世界大百科事典(旧版)内の法律時報の言及

【日本評論】より

…63年旧名に復帰。月刊誌《法律時報》は戦前の1929年創刊以来続いており,《経済評論》(《日本評論》が46年に復題するにあたり,別の雑誌として創刊)も続いている。【上田 弘】。…

※「法律時報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む