普及版 字通 「泝」の読み・字形・画数・意味


8画

(異体字)
13画

[字音]
[字訓] さかのぼる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は斥(せき)。字はまたに作り、(朔)(さく)声。〔説文〕十一上に「(そ)は、れにらひて上るをと曰ふ」とあり、泝はその省形の字。また(そ)と通じ、向かう意。

[訓義]
1. さかのぼる、流れに逆らって上る、ゆく。
2. 向かう、迎える。

[古辞書の訓]
名義抄〕泝・ サカノボル・ムカフ 〔字鏡集〕泝・ サカノボル・サカサマニナガレノボル・ホトリ・サムシ・ウヅマク・ムカフ語彙字条参照。

[熟語]
泝沿・泝泝源・泝然泝測泝追泝游泝流

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む