波掛け衣(読み)ナミカケゴロモ

精選版 日本国語大辞典 「波掛け衣」の意味・読み・例文・類語

なみかけ‐ごろも【波掛衣】

  1. 〘 名詞 〙 波のかかる衣。波がかかってぬれた衣。
    1. [初出の実例]「須磨のあまの浪かけ衣よそにのみ聞くは我が身になりにけるかな〈藤原道信〉」(出典:新古今和歌集(1205)恋一・一〇四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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