波斯菊(読み)ハルシャぎく

精選版 日本国語大辞典 「波斯菊」の意味・読み・例文・類語

ハルシャ‐ぎく【波斯菊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科一年草。北アメリカ原産で、観賞用に栽培される。高さ〇・五~一メートル。時に一五センチメートルぐらいの矮性種もある。葉は二回、羽状に全裂、各裂片は線形初夏、茎の上部に数本の花茎を伸ばし、径二~五センチメートルの頭状花が咲く。周縁の舌状花は七~八個、黄色地に赤褐色の輪紋をもつものがふつうだが、全体が赤褐色のもの、八重咲のものなど変化も多い。そめものぎく。じゃのめそう。くじゃくそう。タリヤス。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「波斯菊」の解説

波斯菊 (ハルシャギク)

学名Coreopsis tinctoria
植物。キク科の一年草,二年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む