デジタル大辞泉 「泥み」の意味・読み・例文・類語 なずみ〔なづみ〕【▽泥み/▽滞み】 《動詞「なづむ」の連用形から》1 なれ親しむこと。なじみ。「舌に―があるばかりでなく」〈里見弴・多情仏心〉2 思い込むこと。執心すること。「ある西国の蔵屋敷衆、身も捨て給ふ程御―深かりき」〈浮・一代女・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泥み」の意味・読み・例文・類語 なずみなづみ【泥・滞】 〘 名詞 〙 ( 動詞「なずむ(泥)」の連用形の名詞化 ) 恋いこがれること。執心すること。[初出の実例]「世には悩(ナヅミ)の深き調謔(たはぶれ)もあるに」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例