泥谷村(読み)ひじやむら

日本歴史地名大系 「泥谷村」の解説

泥谷村
ひじやむら

[現在地名]佐伯市堅田かたた 泥谷

柏江かしわえ村の南西、堅田川下流域両岸に位置。「栂牟礼実録」には、大永七年(一五二七)大友義鑑に攻められ栂牟礼とがむれ城主佐伯惟治が憤死したのちも同城にとどまった忠臣六八名中に泥谷甚兵衛・同孫作・同重左衛門らの名がみえる。また天正六年(一五七八)高城・耳川合戦で戦死した佐伯家中のうちに泥谷内膳・同雅楽之助など泥谷姓七名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android