日本歴史地名大系 「津根立石遺跡」の解説 津根立石遺跡つねたていしいせき 愛媛県:宇摩郡土居町津根村津根立石遺跡[現在地名]土居町津根 西森赤星(あかぼし)山の北麓のほぼ平坦地となった耕作田(約六〇メートル)地帯の、燧(ひうち)灘を見下ろす眺望のよい所にある。ここには明治四〇年(一九〇七)頃まで葛城(かつらぎ)神社の大樹叢があり、藤・カツラ・大椋樹・檜などが繁茂していたが、同社が村山(むらやま)神社に合祀されたので社叢も取り払われ、わずかに廃祠の巨石が立石の名を残すが、古墳跡の傍証もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by