日本歴史地名大系 「津橋村」の解説 津橋村つばしむら 岐阜県:可児郡御嵩町津橋村[現在地名]御嵩町津橋謡坂(うとうざか)村の東にあり、南西へ流れる津橋川流域の平坦地にある。中山道は謡坂から諸の木(もろのき)峠を下って集落の中央を通り、藤木(ふじのき)峠を越え東へ抜ける。南の美佐野(みざの)村へは伊羅久後(いらくご)峡といわれる津橋川渓流に沿った屈曲の多い坂道が通じている。当地熊野神社旧蔵の天文八年(一五三九)一一月一三日の鐘銘に「濃州可児郡小泉庄春木上郷津橋村熊野宮」とみえ、小栗藤左衛門尉を願主として奉納されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by