事典 日本の地域ブランド・名産品 「津軽の太鼓」の解説
津軽の太鼓[祭礼・和楽器]
つがるのたいこ
弘前市で製作されている。津軽の夏を彩る祭りであるねぷたには欠かせない太鼓。弘前の手工業製品である桶を用いる。一本の木をくりぬいた胴に、厚さ2mmに削った馬や牛の皮を張って仕上げる。皮の部分はすべて手作業でおこなわれるが、特に自然条件を考慮しながらの仕上げの工程が重要。津軽の太鼓は、細長い撥で叩くところが他の和太鼓と異なる。青森県伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報