活性型ビタミンD(読み)カッセイガタビタミンディー

化学辞典 第2版 「活性型ビタミンD」の解説

活性型ビタミンD
カッセイガタビタミンディー
active form of vitamin D

1,25-dihydroxyvitamin D3(1,25-dihydroxycholecalciferol).C27H44O3(416.64).H.F. DeLucaら,およびE. Kodicekらのビタミン D3代謝産物研究によって,ビタミン D3肝臓で25-ヒドロキシコレカルシフェロールになり,ついで腎臓に至り1,25-,24,25-,25,26-ジヒドロキシ体に変換され,これらのものが小腸または骨組織に移行して,そこでCaの輸送を促進することが明らかになった.このうち,1,25-ジヒドロキシ体はビタミンD活性を示す本体であるので,活性型ビタミンDとよばれる.[CAS 32511-63-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む