流体キャスト(読み)りゅうたいキャスト(その他表記)fluid cast

岩石学辞典 「流体キャスト」の解説

流体キャスト

頁岩の地層表面に見られる滑らかな円形または卵形の表面で,これらは植物化石と記載された[Sternberg : 1820-1826, Geinitz : 1858].フレミングはこれらの痕は粘土がまだ軟らかい状態の際に,水またはガスで満たされた泡が破壊したことで形成されたと考えた[Fleming : 1853].その後これらにfluid castの名称が提案された[Carruthers : 1871].ウッドはこの構造は周囲の頁岩との差動的な鏡肌作用(diferential slickensiding)によって形成されるとした[Wood : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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