流鬼(読み)りゅうき

精選版 日本国語大辞典 「流鬼」の意味・読み・例文・類語

りゅうきリウキ【流鬼】

  1. 中国で、唐代におけるカムチャツカ半島およびその居住者の称。
    1. [初出の実例]「最想薩山縹緲裏、西望台寃南流鬼」(出典黄葉夕陽邨舎詩後編(1823)八・頼子成連恵伊丹酒前此見示西遊草賦此併謝)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐東夷伝・流鬼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android