20世紀日本人名事典 「浅井富次郎」の解説 浅井 富次郎アサイ トミジロウ 大正・昭和期の社会運動家 生年明治32(1899)年3月28日 没年昭和52(1977)年1月1日 出生地京都府南桑田郡亀岡町内丸町(現・亀岡市) 学歴〔年〕小学校中退 経歴小学校中退後、店員などをして陸軍造兵廠大阪工廠火具工場見習工となり、のち町工場を転々とする。その後友愛会に参加し、共産党に入って労働運動を指導。昭和3年の3・15事件で検挙され、出獄後は楠本製作所に勤務。戦後は共産党に入り、和泉民主商工会会長を7年つとめた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅井富次郎」の解説 浅井富次郎 あさい-とみじろう 1899-1977 大正-昭和時代の労働運動家。明治32年3月28日生まれ。友愛会大阪機械労組で活動し,労働演劇運動にも参加。大正11年共産党に入党。15年の総同盟の第2次分裂後は組合同盟に属し,関西合同労組委員長。三・一五事件で懲役2年,執行猶予5年。戦後は和泉(いずみ)民主商工会会長。昭和52年1月1日死去。77歳。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by