日本歴史地名大系 「浅草元旅籠町二丁目」の解説 浅草元旅籠町二丁目あさくさもとはたごちようにちようめ 東京都:台東区旧浅草区地区浅草元旅籠町二丁目[現在地名]台東区蔵前(くらまえ)三丁目浅草元旅籠町一丁目の北に続く浅草御蔵前(あさくさおくらまえ)通(日光道中)西側に沿った片側町。同通を隔てた東は浅草御蔵、西は小石川富坂(こいしかわとみさか)町代地。一丁目と同様に享保三年(一七一八)火災で類焼後、奥行二〇間のうち表側一二間通りが火除地となり、町民は残る町地も返上して浅草橋御門外の代地へ移った。跡地は翌五年八九郎と新兵衛の二名に拝借地として許され、浅草元旅籠町と改称、同一三年拝借上納地、天明四年(一七八四)買上地となった。町内間数は南北五九間五尺七寸六分・東西二六間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by