浅草元鳥越長楽寺門前(読み)あさくさもととりごえちようらくじもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草元鳥越長楽寺門前」の解説

浅草元鳥越長楽寺門前
あさくさもととりごえちようらくじもんぜん

[現在地名]台東区鳥越とりごえ二丁目

鳥越明神の東にある。もと鳥越明神神主と同社別当長楽寺の持合地であったが、明和三年(一七六六)分割され長楽寺持となったという(文政町方書上)。ただし沿革図書の延宝年間(一六七三―八一)の図ではすでに「別当門前年貢町屋」「神主門前同町屋」とに分けられている。東は浅草元鳥越明神あさくさもととりごえみようじん門前、南・北は浅草元鳥越町に接し、規模は明神表門東方の一ヵ所は東西の間口一〇間四寸五分、南へ五間半、表門西方の一ヵ所は東西へ三間南北へ七間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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