浅草坂本町(読み)あさくささかもとちよう

日本歴史地名大系 「浅草坂本町」の解説

浅草坂本町
あさくささかもとちよう

[現在地名]台東区松が谷まつがや一―二丁目

浅草浅留あさくさあさとめ町の西と同町北の新堀しんぼり川西岸にある。下谷坂本したやさかもと町の代地として給された町であるが、起立年代は不明(文政町方書上)。下谷坂本町と同じく東叡山領として寺社奉行支配であったが、延享二年(一七四五)町奉行支配となった。ただし反別二反余の年貢は東叡山目代田村権右衛門役所へ代永で上納した。寛延三年(一七五〇)九月勘定奉行により検地が行われている。町屋は二ヵ所あり、いずれも片側町屋。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android