浅草福井町一丁目(読み)あさくさふくいちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「浅草福井町一丁目」の解説

浅草福井町一丁目
あさくさふくいちよういつちようめ

[現在地名]台東区浅草橋あさくさばし二丁目

神田川北岸、出羽久保田藩佐竹氏下屋敷の南東にある。浅草福井町一―三丁目一帯は江戸時代初期に越前福井藩松平氏上屋敷として給付された地で、享保一〇年(一七二五)収公され、翌一一年町屋が開かれ、上納地町屋となった。当初町名はなく、町域を三つに分けてなか場所・きた場所・西にし場所と唱えていたが、同一五年町年寄奈良屋市右衛門を通じ丸岡町銀杏いちよう町・福井町と町名を付けたいと申立てたところ、福井町と命名された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む