浜匙(読み)ハマサジ

デジタル大辞泉 「浜匙」の意味・読み・例文・類語

はま‐さじ【浜×匙】

イソマツ科越年草海岸砂地に自生し、高さ30~60センチ。葉はさじ形で厚い。秋、白い小花が穂状に咲く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「浜匙」の意味・読み・例文・類語

はま‐さじ【浜匙】

  1. 〘 名詞 〙 イソマツ科の越年草。本州中部以西の海岸の砂地に生える。高さ三〇~六〇センチメートル。葉は厚質で光沢があり、長さ約一〇センチメートルのさじ形で、多数が根生する。秋、葉間からのびた花茎の多数の分枝した枝の先に、ごく小さな白い花を穂状につける。はまぢさ。〔薬品名彙(1873)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「浜匙」の解説

浜匙 (ハマサジ)

学名Limonium tetragonum
植物。イソマツ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android