日本歴史地名大系 「浜東町」の解説 浜東町はまひがしのちよう 兵庫県:西宮市西宮町浜東町[現在地名]西宮市東町(ひがしまち)一―二丁目・浜松原町(はままつばらちよう)・東浜町(ひがしはまちよう)・石在町(いしざいちよう)・用海町(ようがいちよう)浜石在(はまいしざい)町の東から六湛寺(ろくたんじ)川右岸にかけた町で、西宮町で最も広い。浜方五町の一(天保九年「西宮町石高町数等書上」岡本家文書)。町方の東(ひがしの)町の南に海岸に向けて新たに形成された町。貞享元年(一六八四)の西宮町浜地図(西宮市史)には「東ノ浜」とみえ、ほぼ五等分された南北に長い街区が、海側で東に拡張されてL字状になっており、六湛寺川との間に広い田畑があった。天保五年(一八三四)頃には家数二六〇・人数二千六七七で、西宮町の最多を占めていた(同書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by