浜松領分絵図(読み)はままつりようぶんえず

日本歴史地名大系 「浜松領分絵図」の解説

浜松領分絵図(青山氏領分絵図)
はままつりようぶんえず

四五〇×三八〇センチ

成立 延宝年間か

原図 浜松市博物館

解説 延宝六年に浜松に入部した青山氏が領地把握のために作製したものとみられる。海・湖・川などは紺、山は緑、街道は朱、郡境は太い黒線で描き、各村の本田高・新田高のほか、おもな寺院・屋敷・町屋や渡船場・橋なども記載される。青山家旧蔵。「浜松市史」通史編2の折込みに収められ、巻末に模写図がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android