浦路(読み)ウラジ

デジタル大辞泉 「浦路」の意味・読み・例文・類語

うら‐じ〔‐ぢ〕【浦路】

浦伝いの道。
「旅寝する須磨の―のさよ千鳥声こそ袖の波はかけけれ」〈千載・羇旅〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浦路」の意味・読み・例文・類語

うら‐じ‥ぢ【浦路】

  1. 〘 名詞 〙 浦べの道。海岸の道。
    1. [初出の実例]「旅ねする須磨の浦路のさよ千鳥声こそ袖の波はかけけれ〈藤原家隆〉」(出典:千載和歌集(1187)羇旅・五三六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む