浪遊(読み)ろうゆう

精選版 日本国語大辞典 「浪遊」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ゆうラウイウ【浪遊】

  1. 〘 名詞 〙 ぶらぶらして日を送ること。また、金銭を浪費して遊ぶこと。
    1. [初出の実例]「南海・山陽之地に浪遊之日に、越前九郎兵衛と申すものと相識り候」(出典:白石先生手簡(1725頃)九)
    2. 「其主人没落後、浪遊して抱へる人なければ」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)
    3. [その他の文献]〔杜牧‐見穆三十宅中庭海榴花謝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浪遊」の読み・字形・画数・意味

【浪遊】ろうゆう

漫遊する。

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