浮れ草(読み)うかれぐさ

改訂新版 世界大百科事典 「浮れ草」の意味・わかりやすい解説

浮れ草 (うかれぐさ)

端唄(はうた),小唄の詞章集。松井譲屋編。江戸後期の京都・大坂の俗曲を収録したもので,1822年(文政5)に筆写本として成立した。京坂の普通の端唄のほかに〈国国田舎唄の部〉〈ばれ唄の部〉〈おどけ唄の部〉〈きやり唄の部〉があり,民謡や民衆生活意識の資料としても価値がある。取材範囲の広さの点で,同時代の文献として貴重である。湯浅竹山人編《小唄文庫》第2編(1927)に収録。
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