浮世の情け(読み)ウキヨノナサケ

デジタル大辞泉 「浮世の情け」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐の‐なさけ【浮世の情け】

この世に住む人間どうしの情愛。「宿を貸すのも浮世の情け

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世の情け」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 情(なさ)

この世に住む人間同士の情愛。人の世の慈悲
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三「わら一人通してたべ、誠うき世の情ぞと、手を合ても聞入ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android