浮世の絆(読み)うきよのきずな

精選版 日本国語大辞典 「浮世の絆」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 絆(きずな)

  1. この世に人をつなぎとめるもの。世を捨てようとするのに障害となるもの。義理人情、または、妻子をはじめ親族とのつながりなど。
    1. [初出の実例]「若公(わかぎみ)姫君〈略〉めんめんにしたひなき給ふにぞ、うき世のきづなとおぼえて」(出典平家物語(13C前)七)

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