浮世語り(読み)ウキヨガタリ

デジタル大辞泉 「浮世語り」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐がたり【浮世語り】

この世のつらいこと、不幸なことについて語ること。また、世間話浮世話
「わが身の上になりぬべき、―も恥づかしや」〈謡・山姥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世語り」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐がたり【憂世語・浮世語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. この世での、つらいこと、不幸なことなどについて語ること。
    1. [初出の実例]「なにぞと問ひし人までも、わが身の上になりぬべき、憂き世語も恥づかしや」(出典:謡曲・山姥(1430頃))
  3. 気楽な世間話。うきよばなし。
    1. [初出の実例]「心様ゆふにやさしき女房共、湯よ茶よと云ひて〈略〉、うき世語りをなす」(出典:慶長見聞集(1614)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む