浮世語り(読み)ウキヨガタリ

デジタル大辞泉 「浮世語り」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐がたり【浮世語り】

この世のつらいこと、不幸なことについて語ること。また、世間話浮世話
「わが身の上になりぬべき、―も恥づかしや」〈謡・山姥

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精選版 日本国語大辞典 「浮世語り」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐がたり【憂世語・浮世語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. この世での、つらいこと、不幸なことなどについて語ること。
    1. [初出の実例]「なにぞと問ひし人までも、わが身の上になりぬべき、憂き世語も恥づかしや」(出典:謡曲・山姥(1430頃))
  3. 気楽な世間話。うきよばなし。
    1. [初出の実例]「心様ゆふにやさしき女房共、湯よ茶よと云ひて〈略〉、うき世語りをなす」(出典:慶長見聞集(1614)四)

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