浮模様(読み)うきもよう

精選版 日本国語大辞典 「浮模様」の意味・読み・例文・類語

うき‐もよう‥モヤウ【浮模様】

  1. 〘 名詞 〙 織物で、地文のある上に織り出されている模様。重ね模様。また、ガラス細工などで、浮かび上がらせた模様。
    1. [初出の実例]「典雅なロココ趣味の浮模様を持った琥珀色やひすい色の香水壜」(出典:檸檬(1925)〈梶井基次郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android