典雅(読み)テンガ

デジタル大辞泉 「典雅」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「典雅」の意味・読み・例文・類語

てん‐が【典雅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 正しく上品なこと。ととのっていてみやびやかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其辞也富贍典雅。其韻也沖澹幽眇」(出典:空華集(1359‐68頃)一二・鎌倉藁序贈権上人南帰)
    2. 「宇治の鳳凰堂も実に典雅で美しいだけで」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉過去)
    3. [その他の文献]〔魏文帝‐与呉質書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「典雅」の読み・字形・画数・意味

【典雅】てんが

正しくて上品なこと。魏・文帝〔呉質に与ふる書〕長(徐幹)~中論二十餘はし、一家の言をす。辭義典、後に傳ふるに足る。此の子(し)を不朽と爲す。

字通「典」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む