浮沓(読み)うきぐつ

精選版 日本国語大辞典 「浮沓」の意味・読み・例文・類語

うき‐ぐつ【浮沓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. これをつけると、馬が自由自在に水上を走ることができると信じられていた架空の浮き具。また、それをつけた馬の名にも使われた。うかびぐつ。うくくつ。
    1. [初出の実例]「うきぐつといふ馬などに、うち乗りてこそ追っかけける」(出典:御伽草子・御曹子島渡(室町末))
  3. 江戸時代、水泳初心者のためにつくられた浮き具。瓢箪などを用いたものもあったが、京都では漆塗りの大小三本の筒を布の袋に入れて、ひもでつなぎ、体に縛りつけて用いた木製の浮き具をいった。
    1. [初出の実例]「水を行うき沓(グツ)なれや厚氷〈不及〉」(出典:俳諧・毛吹草追加(1647)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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